洗濯物が上手く乾かない……
部屋干しってカビとか大丈夫なの?
部屋干しで一番いい場所ってどこなんだろ?
洗濯物を部屋干しする時、どの場所が一番いいのか迷いますよね。
この記事では、部屋干しを16年間してい私が考える、洗濯物がよく乾く部屋干し場所の選び方とおすすめの場所6つをご紹介します。
それぞれの場所の特徴や注意点を詳しく解説するので、あなたの状況に合わせて部屋干しに最適な場所を選べるようになります。
一番のおすすめのは6畳ぐらいの狭い個室
狭い個室は洗濯物がよく乾く環境を作りやすいです。もちろん、その他の場所でも環境を整えれば乾かせます。
洗濯物を効果的に乾かすためには
- 温度
- 湿度
この2つを上手く管理する事が大切です。
干す場所の特徴を理解して、上手に部屋干ししましょう!
部屋干しで大切な湿度と温度
温度と湿度は反比例の関係です。
2つの要素を上手くコントロールする事で、洗濯物をふわっと乾かしたり、パリッと乾かす事ができます。
湿度
部屋干しをする場所の湿度は、洗濯物が乾くスピードや質に大きな影響を与えます。
湿度が高いと洗濯物の乾きが遅くなり、カビや臭いの原因にもなります。逆に、湿度が低すぎると洗濯物がかたくなってしまうこともあります。
特に、梅雨の時期は湿気戻りが起きる事もあるので、乾いた衣類を早めに取り込んだり、除湿時間を長く設定したりするなどの工夫が必要です。
家電を上手く使って湿度をコントロール
温度
部屋の温度は洗濯物の乾きぐあいに大きく影響します。
温度が高すぎると衣類がかたくなる可能性がありますし、逆に温度が低すぎると乾燥時間が長くなることがあります。
部屋干しを行う場所では、温度を快適かつ適切な範囲に保つようにしましょう。
特に冬季や寒冷地では、室温を上げることで乾燥効率を向上させることができます。
だけど、衣類乾燥除湿器だけでも十分だよ
衣類乾燥機を使えば、室温も同時に上がるので4℃ぐらいの気温でも乾かせます。部屋を閉め切ってあれば室温も上がるので、暖房がいりません。
部屋干しの場所を選ぶ3つのポイント
- 湿度管理しやすい場所
- できれば日が当たらない場所
- 温かい場所
場所を変えるだけでも乾くようになります。
湿度管理しやすい場所
部屋干しをする場所は、湿度を調整しやすい場所を選びましょう。
- 狭くて
- 密閉できて
- 換気扇がない所
湿度が高いと衣類がなかなか乾かず、カビや臭いの原因になります。逆に湿度が低すぎると、衣類が乾燥しすぎてかたくなりやすいです。
湿度を調整しやすい場所としては、換気がしやすい部屋や除湿器の効果が高い、密閉できる狭い場所がおすすめです。
できれば日が当たらない場所
直射日光は衣類を劣化させ、寒暖差も激しくなるので、湿気戻りしやすいです。
乾いたのに湿気ってる……
パリッと乾いたのに、使う時に湿気っていると残念な気持ちになりますよね。
日の当たり方や時間帯によっては、カーテンやブラインドで日光を遮る工夫をする。窓が小さい部屋を選ぶなどするといいです。
温かい部屋がおすすめ
部屋干しをする場所では、ほどよく温かい部屋を選びます。
温度が高いほど衣類は早く乾きますが、温度が高すぎると除湿効率が落ちるので、除湿器が稼働できる適度な温度(4~38℃)に保ちましょう。
温かめの部屋なら冬でも乾かしやすいよ
部屋干しができる6つの場所
部屋干しができる6つの場所と特徴を紹介します。
場所 | 量 | 乾き具合 | 利便性 | 湿気戻り | 紫外線 | 得点 | 補足 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
個室 | 15 | 狭い密室なら完璧 | |||||
リビング 寝室 |
11 | 日当たり、風通しに工夫がいる | |||||
浴室 | 10 | 浴室乾燥機は意外と乾かない | |||||
サンルーム | 11 | 紫外線と湿気戻りに注意がいる | |||||
洗面所など | 11 | 狭いので干しにくい | |||||
廊下 | 8 | 狭くて干しにくい |
どこでも部屋干しができるよ
個室
狭い個室や和室など、湿度管理しやすい場所は最高。
湿度と温度をコントロールすれば1年中快適に部屋干しできます。
花粉もほこりも関係なく洗濯が乾くので、1年中物干しで困る事はありません。マイペースで楽な毎日が送れます。
家事室をかねた部屋干し部屋をつくると便利だよ
- こもる湿気
- 部屋の余り
- もったいない気持ちとの葛藤
リビング・寝室
大きな窓やバルコニーが近くにあるリビングや寝室は、光や風を取り入れやすい場所です。
部屋が広いと除湿効率は落ちます。日差しが当たるなら家電を使わずに乾かせますが、計画性にかけがちです。
洗濯物の配置を工夫するなどして、風を送り、上手に乾かしましょう。
部屋を使っている間に干すと、湿気が気持ち悪かったり、美観を損ねたりします。
タイミングを計れば、快適に干せます
- 損ねる美観
- こもる湿気
- 効率の悪さ
リビングや寝室で部屋干しするコツを紹介しています。リビングで部屋干しする時の参考にしてください。
浴室
利便性はとてもいいのですが、干せる量が少ないです。
浴室の外から除湿器や扇風機の風を送って乾かす事もできるので、工夫次第では洗濯量を増やしても乾かせます。
場所によっては寒暖差も大きいので、湿気戻りにも注意が必要です。
浴室乾燥機だけだと力不足感がある……
- 狭い室内
- 湿気戻り
- 大量に干せない
- 取り回しの不便さ
- 乾きにくい浴室乾燥機
脱衣所・洗面所
広めの脱衣所や洗面所があるなら、これ以上の環境はありません。
普段は使わない頭の上を上手く活用できれば、最高の部屋干し環境が整います。
湿気が増えやすいので、湿度管理や洗濯物を取り込むタイミングが重要です。
- 狭さ
- 干しにくさ
- こもる湿気
- 湿気戻り
サンルーム
サンルームはガラス張りで光がたくさん入るため、衣類を干すのに向いているように思いますが、意外と気を付けることが多いです。
寒暖差が激しくなりがちなサンルームでは、温度が下がった時の湿気戻りがネック。日中に取り込むなどタイミングをはかる必要があります。
ガラスは紫外線を通すので、陰干しの衣類は干せません。表示がなくても、劣化に注意して干しましょう。
そして、窓は隙間が大きく、除湿効率が下がりがちです。密閉されていても個室や浴室には劣る。
意外と面倒な一面が多くて向かない……
- 湿気戻り
- 紫外線
廊下や階段の踊り場など
どうしても場所がない人への苦肉の策。
狭いスペースでも衣類を干すことができます。
廊下や通路などのデッドスペースを活用する事で、生活導線上に洗濯物を干せば効率のいい生活ができます。
物干し用に設計されたお家ならいいですが、急遽設けたスペースでは使いにくいです。湿気戻りへの工夫が必要になります。
- 湿気戻り
- 狭い場所
- 面倒な片付け
廊下を使った上手な部屋干しのアイディアとコツを紹介してます。
廊下で部屋干しする時の参考にしてください。
まとめ
部屋干しの場所を決めることが出来ましたか?
環境ややり方を工夫すればどこでも部屋干しができます。
しかし、利便性が落ちたり、計画的に洗濯物が乾かなかったりします。
あえて好きな順番でランキングをつけるなら
- 個室
- リビング
- 浴室
この3つが一番おすすめです。
仕事中や寝ている間に洗濯が乾かせるので、多少うるさくても気になりません。自分が居ない間に洗濯物が乾くと一番効率が良いですよね。
部屋干し環境を整えれば、マイペースな生活をしながら心地いい衣類を着れます。
毎日の生活に不便さを感じた時は、部屋干し場所を見直してみて下さい。