【部屋干しの除湿方法は?】エアコン・除湿器・浴室乾燥機を徹底比較

【部屋干しの除湿方法は?】エアコン・除湿器・浴室乾燥機を徹底比較

  • どの家電が一番安く除湿できるの?
  • 色んな除湿方法があるけどどれが一番コスパがいいの?
  • 結局、どれを選んだらいいのか分からない……

部屋干しの除湿には家電が必要ですが、どれを選べばいいか悩みますよね。

私は16年間部屋干し生活をしていて、色んな衣類乾燥方法を試してきました。

私が試した家電
  • 除湿器
  • エアコン
  • 浴室乾燥

色々使いましたが、除湿機が一番安く・簡単に・確実に乾きます

てるてるてるてる

除湿器を買えば間違いありません

この記事では除湿機をおすすめする理由除湿器・エアコン・浴室乾燥機のコスパを比較します。

あなたのライフスタイルに合った除湿方法を見つけて、快適な部屋干し生活を送りましょう。

部屋干しに除湿家電が必要な3つの理由

私の経験上、除湿家電を使わないと部屋干しできません。

洗濯物が乾かない

除湿家電を使っていない場合、数日間洗濯物が乾きません。

日本は平均湿度が60%~70%と高く、衣類の湿気が逃げにくいです。

そんな湿気が逃げにくい部屋の中で洗濯物を干しても乾きません。

てるてるてるてる

部屋干し中は、除湿する手段が必要

室内が湿気で臭う

部屋干し中は室内の湿気でカビや雑菌が繁殖して臭う事があります。

湿度 カビや臭いの発生 乾き具合
~50% ほとんどしない 乾きやすい
50%~60% あまりしない 乾きにくく感じる
60%~70% 発生・繁殖に注意が必要 じとじと……
70%~ 発生・繁殖する ほとんど乾かない

お部屋の温度にもよりますが、室内の湿度を50%以下にすると乾きやすいです。

てるてるてるてる

30%~40%ぐらいまで下げると
洗濯物がパリッとさらさらに乾きます

お部屋にカビが発生する

部屋干しをして湿度が高い状態が長時間続くと、カビが発生しやすくなります。

じめじめをほうっておくと、カビが発生します。

てるてるてるてる

私もカビが発生させた経験があります……

カビを防ぐために
  • 湿度は50%以下を目標に
  • 空気を循環させる

除湿と空気の循環をセットでやりましょう。

除湿器・エアコン・浴室乾燥機を徹底比較

3つの家電の電気代と衣類が完全に乾く時間を比較してみました。

電気料金はtestpage.jpさんに、確定電気量と使用時間を入れて計算しています。

家電を選ぶ時の参考にしてください。

製品名 使用時間 1回あたりの
電気料金
1月あたりの
電気料金
除湿器
F-YHVX120
6時間 38円 1178円
除湿器
CV-RH140
6時間 46円 1426円
6畳用エアコン
CS-LX223D
6時間 66円 2046円
6畳用エアコン
AY-R22P
6時間 73円 2263円
浴室乾燥機100V 4時間 117円 3627円
浴室乾燥機200V 3時間 149円 4619円

※1 乾燥時間は私が干しっぱなしで乾かす時の目安です。
※2 エアコンは冷房の消費電力

電気代は除湿器が一番安いです。

てるてるてるてる

浴室乾燥機とくらべると約3倍……

設定も難しくないし、空気の循環も一緒にしてくれるので、乾きムラも少ないです。

てるてるてるてる

毎日使うなら除湿機が一番いい

>>除湿器の特徴を見る

それでは各家電の特長を紹介します。あなたが気になる家電を見てださい。

除湿器は安い・速乾・楽

除湿器は部屋干しで必須ともいえるほど、使い勝手のいい家電です。

私が実際に使って感じた除湿器の特徴メリット・デメリットについてお話します。

除湿機の特徴

除湿器は主に衣類の乾燥に特化した家電です。

そんな除湿器の特徴を3つご紹介します。

安い

除湿器・エアコン・浴室乾燥機を徹底比較から分かるようにコスパがとても良く、導入費用もとても安いです。安価な物であれば、約2万円~購入できます。

速乾性

どの家電よりも速乾性に優れています。ドライヤーのように温かいのに、エアコンのように乾いた風が出るます。早いモデルだと、2㎏の洗濯物が約1時間で乾く

除湿器には面倒な設定がありません。置いてボタンを押すだけで風が出てきて乾かせます。構造も動きもシンプルなので、説明書も不要と思えるほど簡単です。

てるてる

日本は湿度が多いので、1家に1台あるといいよ

使う機会が多く、買っても絶対に後悔しない家電です。

メリット・デメリット

除湿器はメリットが多く、デメリットが割と少ない家電です。

メリット
デメリット
  • 製品が安い
  • ランニングコストが安い
  • 操作が簡単
  • 持ち運びができる
  • 工事不要
  • 掃除が簡単
  • 製品が多く選びにくい
  • 排水が面倒くさい
  • 振動・騒音が発生する
  • 室温が上がる

除湿器は何より、安く購入できてランニングコストが安いのが魅力です。

てるてるてるてる

除湿ができる家電の中で一番コスパが良い

その反面、家電量販店ではあまり置いておらず、知識を持っている店員さんも少ないです。

てるてるてるてる

電気屋さんで聞いてもあんまり答えてくれない……

複数台と使っている人も少ないので、情報が少なく選ぶのが難しいです。

当サイトは部屋干しの情報をメインに、除湿器を紹介していくので、購入の際に参考にしてもらえると嬉しいです。

エアコンは設定が難しい

エアコンは誰でも1度は使った事がある家電ですよね。

除湿もできますが、除湿には向いていません

除湿器と比較したエアコンの特徴メリット・デメリットについてお話しします。

エアコンの特徴

除湿器と比較した時のエアコンの特徴を3つお話しします。

温度調整に特化

エアコンは温度調整をする家電です。メインの仕事は温度調整なので、人間が快適に過ごす空間にする事が目的です。除湿は意外と苦手だったりします。

除湿は苦手!?

エアコンは室外機で除湿すると同時に、室外機を使って熱を出します。そのため、衣類や空気の湿度が下がりにくくなって、逆に乾かなくなる事が多いです。

設定が複雑

エアコンはリモコンで設定しますが、除湿でできる設定は少ないです。エアコンの除湿機能は湿度50%ほどになると運転が停まるので、除湿したくてもしてくれません……。

エアコンは温度調節に特化した家電です。

てるてるてるてる

だから、エアコンの除湿機能は使いにくい……

メリット・デメリット

エアコンは温度調節家電だから、得意分野が違います。

メリット
デメリット
  • 温度調節が簡単
  • 排水が不要
  • 多機能
  • ランニングコストが高い
  • 単価が高い
  • 移動できない
  • 工事が必要
  • 除湿は補助

エアコンは温度調節機能がメインです。

寒い時期や室温が下がると、部屋を温める必要があるので除湿効果はイマイチ……

てるてるてるてる

エアコンの除湿は空気を冷やす過程で起こる副産物です
期待はできない

浴室乾燥機はコストがかかる

浴室乾燥機の除湿機能はパワフルですが、電気代がかかります

除湿器と比較した浴室乾燥機の特徴メリット・デメリットについてお話しします。

浴室乾燥機の特徴

浴室乾燥はランニングコストが高いです。

けれど、濡れていても干せるなど、浴室ならではの意外とメリットも大きい。

てるてる

いざという時に使えます

除湿器と比較した浴室乾燥機の特徴を3つお話しします。

濡れたままでも干せる

浴室乾燥は部屋干しがやりにくい、防水シーツなどの水がしたたる洗濯物を干せます。子育て中の家庭には意外と嬉しい。

多機能

浴室乾燥機は意外と多機能です。暖房もあれば、冷房もあったりと使い勝手はとてもいいのですが、電気料金はエアコンよりも高くなります。

とにかく高い

浴室乾燥機は、導入費用もランニングコストも高いです。使うと一気に電気代が上がるのでメインで使用するにはコスパが悪い……。

浴室乾燥は、水がしたたっても干せるところが良いです。

てるてる

脱水ができない洗濯物や防水シーツを干す時に重宝してます

メリット・デメリット

浴室乾燥機はパワフルですが、電気料金が高いです。

メリット
デメリット
  • 風も熱もパワフル
  • 浴室のカビ防止
  • 多機能
  • 水がしたたっていても干せる
  • とにかく高い
  • 意外と乾かない
  • 乾きムラが出やすい

浴室乾燥はパワフルな温風で乾かします。

そのため、風が良く当たる所しか乾かず、隅の方は乾きにくいです。

てるてるてるてる

電気代もかなり高いので長時間使うのも気が引ける……

てるてる

洗濯を乾かすならやっぱり除湿器が一番いいね

まとめ

【部屋干しの除湿方法は?】エアコン・除湿器・浴室乾燥機を徹底比較

部屋干しの除湿には、除湿器が一番コスパが良いです。

てるてるてるてる

どんな家庭でも使えるよ

最後に、除湿器・エアコン・浴室乾燥機、それぞれの特徴を振り返ります。

除湿器の特徴
  • 安価で購入できる(約2万円~)
  • 速乾性に優れている(2kgの洗濯物が約1時間で乾く)
  • 操作が簡単で使い勝手が良い
  • ランニングコストが安い
  • 持ち運びができる
  • 掃除が簡単
エアコンの特徴
  • 温度調整に特化した家電
  • 除湿機能は苦手
  • 設定が複雑
  • ランニングコストは高い
  • 除湿機能はあくまで補助
浴室乾燥機の特徴
  • パワフル
  • 水がしたたっていても干せる
  • 電気代が高い
  • 本体も高い
  • 温度調整がメインの機能

湿気の多い日本では、除湿器が大活躍します。

除湿効率がいい製品を使うと、部屋干し環境がとっても良くなって、パリッとさらさらに乾かせます。

ぜひ、試してみて下さい。